ベネッセコーポレーションが運営している進研ゼミの高校生向けの通信教育が「進研ゼミ高校講座」です。30万人以上の高校生が利用しているそうです。塾や家庭教師など色々な勉強方法がある中、自宅で学習する添削システムを利用している高校生はとても多いということですね。
そして時代の流れなのか、最近はインターネットに力を入れています。「ベネッセ マナビジョン(進研ゼミ高校講座会員版)」という会員専用サイトで、受験情報やコンテンツの提供を行っています。
定期テストの予想問題ダウンロードや、ネット上でいつでも進研ゼミ高校講座OBOG(ゼミレポーター)に大学や進路のことなどについて質問や相談ができるのです。
そして05年くらいからはケータイサービスも開始されました。携帯電話からもマナビジョンの多くのサービスが利用できるようになり、とても便利になりました。
携帯電話を使った学習、ケータイ暗記ドリルなど、会員は追加料金なしで使うことができます。
受験のシステムも、受験勉強のシステムもアナログからデジタル時代に移り変わり、時代の流れを感じますね。昔のように、大学受験ラジオ講座や、NHK高校受験講座のようなものは存在してるのでしょうかね。
進研ゼミ ベネッセ マナビジョンではメルナビというサービスがあります。あなたの受講スタイルにあった情報を定期的にメール(PC/携帯)でお届けするサービスです。タイムリーなキャンペーンなどのお得情報もお届けします。
高1・・・授業や定期テストのタイミングに併せてアドバイスが届きます。「独りじゃない」感じがしてホッとする。頑張ろぅ!!って気持ちがわいてきます! 進研ゼミをどのように使えばよいのかが理解できます!
高2・・・高2ライフを充実したものにするための情報を届けてくれます。『志望大学レベル別のアドバイス』は、自分が、今何をしたら良いのか、くわしく書かれているので、とっても役に立ちます!
受験生・・・ 毎月、キミのプランにあったミッションが届きます。 メールがあると頑張ろうって意欲がわきます。「今月のミッション」で今するべきことが分かるのでありがたいです。
これらのサービスを受けるためには、きちんとメールアドレスを登録することが大事です。メールが届かないような場合はどこかに必ず不備があるので、確認してみてくださいね!
進研ゼミといえば、何といっても赤ペン先生。昔から「赤ペン先生」の名前で有名ですよね。毎月子供たちが送る模擬テストを採点・指導して送り返してくれる先生なのです。超難関の試験を突破した人だけがなれる、ベネッセの資産とも言える赤ペン先生は、その数18000人にものぼるそうです。ベネッセ社員の9倍にも上ります。
毎回違う赤ペン先生がその都度対応するのではなく、生徒1人に対し1年間の担任制をとっています。何人の生徒を担当しているかは赤ペン先生のトップシークレットだとか!ここで、ちょっとだけ採点を見せてもらうと…赤ペン先生専用の万年筆を使っていました。字の美しさも、赤ペン先生の売りの一つなのだそうです。的確なアドバイスは当たり前のことで、「もう一息だね!」などといった、最後に書き加える一言が重要なんだそうです。赤ペン先生になるためには模擬試験もあり、応対が優しい人を採用しているということで、誰もがなれるものではなく、とても狭き門だそうですね。